物理的なLAN配線をしなくても、コンセントを使って通信できちゃうようにしちゃう「PLC」、なんとなく買って試してみました。
モノはTP-Linkの「TL-PA4010」です。軽くググった感じではこれが一番値段の割にまともそうだったから。
常用ではこんな刺し方しませんが、ペアリング確実にやるのと、この製品自体最大どれぐらい通信速度出るのか確認するためにやってます。
インターネット側の速度(外線接続)測ってもしょうがないので、LAN内の通信速度を見てみます。
テスト結果
1Gpbs構成ならこんなもんですよね。
ちなみにこれも含めて以下データの読み書きによる速度低下は考慮しないようにしてます。
1、同じコンセントに接続(一番上の画像のように)
・・・約97Mbps
これがこの製品の最大速度ですね。
2、同じ配線上にあるはずの別コンセント
・・・約38Mbps
LAN内通信でこの速度はヤバいね(笑)
オンラインゲームをプレイする「だけ」なら大丈夫そうですね。ネトフリ・アマプラのような動画ストリーミングは微妙かな?
3、間違いなく別配線上のコンセント
・・・約83Mbps
物理的距離そこそこ離れてるはずなのに製品の限界速度ギリギリまで出てます。
いやちょっとまって、なんで間違いなくブレーカーも別スイッチなのにこんなスピード出るの??
というわけで、条件揃えばモノとしてはなかなか良さそうです。使用中に通信切れたりすることもなく、本当にスピードの違いぐらいです。そんな有線ならではの安定性はありますが、理論上の最大速度が100Mbpsが場合によってはネックでしょうか。
インターネットするだけなら支障ないでしょうが、NASやファイルサーバーとの通信となると速度が足りないと思います。
そういう用途があるのであれば、ちょっと費用高く付くかもしれませんが、中継機能付きWi-Fiルーターを設置したほうが満足度は高そうです。
以上、簡単でしたがPLCのレビューでしたー。
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